
異世界転生・転移ものって、ここ数年でめちゃくちゃ増えたジャンルだけど――その中でも「これはちょっと別格だわ」と思わせてくれたのが『異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する』、通称“いせチート”。
今回はそのコミカライズ1巻を、夜ふかし系オタク女子ADAとしてレビューしていくよ。






主人公の天上優夜(てんじょう・ゆうや)は、見た目を理由に学校でも家でも心ない扱いを受け続けてきた少年。読んでいて胸が痛くなるほど孤独で、誰にも頼れない状況から物語が始まります。
でも、そんな人生が“ある日突然”ひっくり返る。










祖父の家にあった謎の扉――そこが異世界へのゲートで、優夜はそこで得たスキルや装備、モンスター討伐の経験で一気に“チート級”に強くなっていくんです。



ここまでは、異世界ものでは定番の流れ。
でも、この作品が本当に他と違うのはここから。
🔥 チートを手にしても、優夜が優しいままなところ
異世界で強くなった主人公が、無感情になったり、横柄になったりする作品って多いんだけど…
優夜はその真逆で、どれだけ強くなっても、人としての優しさを絶対に手放さない。
実力で圧倒しつつも、人を見下さない。
むしろ、過去の痛みを知っているからこそ、誰に対しても丁寧に接しようとする。ここが本当に好き。
その優しさに惹かれるキャラが、男女問わず増えていくのも自然で、読んでて「優夜〜!幸せになれ〜!!」と応援したくなる。
🌏 異世界で手に入れたチートが“現実世界にも反映される”という新しさ
多くの異世界ものは、異世界だけで無双して終わり。
でも、この作品は違う。
異世界でレベルアップすると、現実世界の身体能力・容姿・反射神経までアップデートされるという唯一無二の設定。
つまり、
「現実でも異世界でも、人生ごとレベルアップしていく物語」
なんだよね。
ずっと虐げられてきた優夜が、現実世界で評価され始める瞬間は、読者的にもめちゃくちゃスカッとする。
“ざまぁ系”の痛快さというより、「ようやく報われたね…!」という救済感が強いタイプ。
🎥 そして……アニメ化も決定!
この勢いのまま、ついに本作はアニメ化が決定。
優夜の変化や世界観が映像でどう描かれるのか、ファンの期待値もかなり高い。
コミカライズ → 小説 → アニメと広がっていく流れを見ると、「あ、この作品はまだまだ伸びるぞ…」というワクワクが止まらないやつ。
💡 1巻は人生逆転の“序章”。ここからが本番
1巻は優夜の転機と、新しい世界へ踏み出すためのスタート地点。
異世界・現実の両軸で物語が動くので、読みごたえもたっぷり。
優しい主人公が好きな人、異世界ものの“ひねり”を探している人には、確実に刺さる作品です。
夜ふかししながら読むのにちょうど良いテンポなので、気になる人はぜひチェックしてみてね。


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